なんだってー!UTAU公開から10周年だと…!?
ってことで、ここにっつじゃむさん(UTAU初心者)が趣味で楽しんでるいつものUTAUの調声(初心者レベル)をざっくり晒す記事です
初心者でもある程度うまく多少人間っぽくUTAわせられる手順(色々なツールの導入方法が簡単とは言っていない)だと思います
大体調べて出てくる情報 メモ書き 長い
いきなり手順から見たい人はとばしてください
勿論Windows版基準なのでMacの方は頭で置き換えてやってください
UTAUって何ぞや
もうご存知の方もござりましょうが、パソコン上で歌詞とメロディを入力したら歌ってくれる歌声合成フリーソフトです
歌声合成ソフトといえば初音ミクなどで有名なVOCALOID(通称:ボカロ)が有名ですがこちらはどちらのバーチャルシンガーも販売されている有料のソフトです
ですが、UTAUは歌わせるツール自体も無料、
UTAU用音源の作成もユーザーが自由に制作していいので
インターネット上で無料で自由に公開されています
※一部例外あり
まあ説明はいいからようつべやニコ動でUTAUやら気になった音源名で検索して聞いてみてよ
UTAUをパソコンに入れてみよう
UTAU本体の導入方法
まずUTAUの配布ページ
歌声合成ツールUTAU サポートページ
からダウンロードというページにアクセスし
最新版のインストーラーをクリックしダウンロード
zipファイルを解凍し、インストーラーを起動しインストールしてください
パソコン本体の管理者ユーザーであれば初期設定の C:\Program Files (x86)
そうでなければわかりやすい場所(Dドライブおすすめ)
をインストール時に指定しましょう
UTAU使ってるとvoiceフォルダとplugInフォルダによくいろいろなものを突っ込むので…管理者ユーザーでなければ管理者権限でブロックされていては使いずらい…
voiceフォルダやplugInフォルダを開くときは、デスクトップにあるUTAUのショートカットを右クリックして「ファイルの場所を開く」を選んで開くと楽です
プラグインやツールの導入
こっからが長い とばす
入れたら楽しくなるもの
エンジン
UTAU本体には元からresamplerというエンジンがついてきます
これだけでも十分ですが、これを使っているとUTAU独特のノイズがかった音になります
ネットで気軽に公開できるUTAU音源は声の質も千差万別、適材適所その時その時の使いたい音源に合ったエンジンを使うのもありかと
resamplerは力強い女性音源にかなり向いてる
音源によっては推奨エンジンの情報が公開されている音源もある
ウィスパーボイスなどの息っぽい音源や低い声の男性音源向け こちらも弱音源向け UTAUの作者、飴屋Pの作った他のエンジン Moresampler(日本語紹介記事) 英語のやべーやつ、英語の発音がよくなる よく聞く名前はこの辺です 他はここのページが超詳しいです エンジンをダウンロードしたらUTAUをインストールしたフォルダに突っ込んでおいてください(resamplerのある場所)
だいたい力強い音源向き
超メモ帳 UTAUのエンジンまとめ
プラグイン
UTAUの機能をサポートしたり追加したりするものです
UTAUをインストールしたフォルダにplugInというフォルダがあるのでそこに解凍したデータを突っ込めば追加できます
ちゃんと導入出来たらUTAUを起動したときツールタブのプラグインのところにカーソルを持っていくとプラグイン一覧が表示される
入れると楽しい私の使うプラグイン デフォルトだと連続音音源を使いたいときはいちいち歌詞をちまちま変更しなければならない 連続音変換系は色々あるけど一番これがちゃんと起動するしちゃんと変換してくれる CVVC音源を使いたいときにエイリアスなどをCVVCに最適化してくれるCVVC一括設定プラグイン MIDIインポートとかするとそのままだと声が滅茶苦茶になるんですよね… 拡張の方は消去する設定を細かく選択できる 通常音源以外にも表情音源配布されている音源なんかでよくある ぶっちゃけ自分の調声はこのプラグインによって80%ぐらい左右される ピッチをいじって人間みたくしてみたい人向け 「です」を「でs」みたいな発音にしたいときに便利 他にもプラグインにはいろいろな種類があるよ! UTAU用プラグイン - UTAU ユーザー互助会@ ウィキ - アットウィキ ニコ動のUTAUプラグイン配布ありのタグから探すのも楽しいです
例「あ り が と う」→「- あ a り i が a と o う」
これを範囲選択すれば一発でやってくれる神のツール
最近作られたいい音源は連続音だけしか配布されてないのとか沢山あるので…
CVVC音源を使う人は必須導入
そんな時に役に立つのがこいつ
歌詞以外の設定を全てまっさらに消去してくれる
表情音をshift+右クリックしていちいち変更するのめんどくさいんだよ!人向け
統合音源を利用する場合はこれがほぼ必須
大抵互助会wikiにまとめられてるかと
エンジン高速化ツール
エンジンを高速化するツール
通常よりもwav出力の処理が早くなる
UTAU resamplerを高速化するツールをつくってみた - ニコニコ動画
解凍したデータの中にあるセットアップを起動してエンジンを追加してインストールをクリックするだけ
インストール後はUTAUフォルダの中に高速化ツールのセットアップがある状態になっているのでエンジンの追加をしたいときはそこからでも起動できる
そして付属で一つの作業データ内でエンジンを切り替えられるプラグインがついてくる
ひとつのustの中で複数のUTAU合成エンジンを切り替えられるようにしてみた - ニコニコ動画
解凍して出てきたplugin.zipを解凍した後plugInフォルダに突っ込めば使えるようになります
これ表情音で使い分ける時めっちゃ便利
ありがたや
setParam
UTAU音源の原音設定をする時に役に立つツール
音源によるけど通常音源と表情音を別々に使うタイプのものが多いのでそれを一つに統合する時に重宝します
(ちゃんと個人利用内での原音設定ファイル編集を許可してる音源でやってね)
音源のoto.iniのエイリアスの文字を書き換えます
こういったツールなどは管理しやすくUTAUフォルダ内などにtoolとかetcなどのフォルダを作ってぶち込んでおきましょう
Domino
MIDI編集ソフト
MIDI音楽編集ソフト「Domino(ドミノ)」 | TAKABO SOFT
音符の入力はUTAU直々でやるよりか
こういったソフトで入力してMIDIファイルとして保存してから
UTAUでMIDIインポートした方がとても楽
番外編
presamp まだ自分が入れて使ったことないですがpresampというめちゃくちゃ便利なツールがあるのでそれを入れてみるのもいいと思います 【UTAU補助ツール】presamp配布所:デルタ@きみがためのブロマガ - ブロマガ てか連続音やCVVCの入力でわざわざ変換とか使わなくて済むので入れて欲しい ちゃんと導入したらまた別の記事で説明できたらします(できなかったらしない) wavtool4vcv 結合機です、エンジンとは別のものですwavtoolの代わりにツール1をこれにしたら自動でクロスフェード最適化してくれるらしい presampを導入しない時向け グロウル効果追加エンジン
UTAU音源をシャウトさせます 【UTAUエンジン】グロウル効果追加エンジン【v2.10(15/01/31)】:からあげ工房 - ブロマガ 導入方法が難しいので導入は配布先記事を見ながらやってください 僕の考えた最強のry 名前の通り最強プラグイン iroiro.zip (iroiro.zip) ダウンロード | いろいろ | uploader.jp 各プラグインをショートカットとして呼び出せる設定ができます vib2pit Utau plugin - vib2pit ver1.01 - - BowlRoll ビブラートを自由自在ににいじくりまわすプラグイン 音量同期機能で必要になる結合機wavtool2はEnvelopeEditor2というプラグインについてきます EnvelopeEditor2、wavtool2はどうやらUTAUのバージョンが2(0.2.76以前)でないと使えないらしい…
使ってなかったので紹介しか出来ませんが…
あとvoiceフォルダの孫フォルダ以降に保管している音源も読み込めるし…
というか便利すぎてここで紹介したことがわりと要らなくなる…なんで入れるの忘れてたんだろ…
知らなかった…
presampにはwavtoolexというこれのそれ用のツールがおまけでついてきます
いろんな機能が入ってます
めっちゃ楽しそう
(現在のUTAUの最新バージョンは0.4.18e)
使いたい音源を選んでみよう
UTAUって種類多いっすよね…
いろんな種類がありますが、音源の形式としては
大体単独音、連続音、CVVC
単独音は機械っぽい発音、連続音やCVVCはそれよりも人間に近い発音になります
配布ページで迷ったら連続音とかで
高いキーや低いキーの機械っぽさをカバーするために多音階で収録されていることもあります
配布ページで迷ったら多音階で
通常音源や表情音が最初から一緒になった統合音源なんかもあります
配布ページで迷ったら統合音源で
見るだけでも楽しいのでこちらの音源カタログでも見て使いたいなと思った子を直感で選んでみてください
人気音源
カタログ動画がPart4まであるので「多いし長いんだよ!!」って人のためにある程度載せておきます
一部抜粋です 人気かどうかは主観なので許してください
♪ 重音テト
♪ 桃音モモ
♪ 波音リツ
♪ 欲音ルコ
♪ 健音テイ
♪ 櫻歌ミコ
♪ 雪歌ユフ
♪ 響震路
♪ 滲音かこい
♪ 薪宮風季
♪ 闇音レンリ
なんにせよ数が多いので他にも人気の音源がいます UTAU音声ライブラリ一覧とは (ウタウオンセイライブラリイチランとは) [単語記事] - ニコニコ大百科 この辺のタグから出会えるかなーと ちなみに自分がUTA声に一目惚れして この動画を見るまでUTAUの事なめてました…UTAUって凄い…
♪ 春歌ナナ
人気の「UTAU音源配布所リンク」動画 7,474本 - ニコニコ動画
人気の「UTAU音源紹介動画」動画 252本 - ニコニコ動画
こうやってUTAUをいじり始めたきっかけは春歌ナナちゃん
(スターターパック、パーフェクトマスターにもついてきます)
声優音源
カタログ動画を見たらわかるかと思いますが、実は雑誌の付録だったり、企画だったりでちゃんとしたプロの声優さんとかの音源もあったりするんですよね
知っている声優さん、好きな声優さんなどがいたらこういう音源を使ってみるのもいいかもですね!
スターターパックとパーフェクトマスターは現在中古でしか購入できない状況(少しプレミア価格になっている)
余談だがパーフェクトマスターの方は現在配布終了した人気男声音源、「松田っぽいよ」が収録されているため、その点でも新規UTAUユーザーからの需要が高い…
本文の説明よりも音源目当てなら欲しい音源が付録でついてきた号のWindows100%を中古で購入した方が安いかなと(こちらの方がかなり品薄)
くれぐれも中古品購入の際は付属ディスクありと記載のあるものを選んでください
主な声優さん音源(リンク先にまとめられてます)
dic.nicovideo.jp togetter.comもうちょっと声優さん音源増えてもいいと思う…
音源の追加はUTAUをインストールしたフォルダにvoiceというフォルダがあるのでそこに解凍したデータを突っ込めば追加できます
自動インストール対応になっている音源はUTAUの画面にzipファイルをドラッグ&ドロップすればインストールされます
uarファイルの場合、ダブルクリックしたら自動的にUTAUへインストールされます
自動インストールした場合、C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\UTAU\voice に音源がインストールされます
setParamで表情音のエイリアスを書き換えよう
表情音を使わない場合、統合音源を使う場合はとばす
テトさんみたいにちゃんと最初から表情音に別のエイリアスが設定されてて統合できる音源ならこういうこと必要ないけど、そうじゃない音源も多いので表情音音源側のoto.iniのエイリアスの文字を書き換えます どれか一つ他音階音源があった場合は多音階音源の方に統合します 二つ以上他音階って場合は標準として使いたい方に統合します キレ音源(低音が弱く、高音が力強い音源の通称)がある場合は通常音源をキレ音源の方に統合します setParamを起動して、「保存フォルダの選択」で、表情音の入っているフォルダを選択 「原音パラメーターファイル(oto.ini)を読み込みますか?」と聞かれるので、読み込むをえらんでフォルダの中にあるoto.iniを選択 読み込んだら音の波形が出ている方のウィンドウのツールというタブから「エイリアス一括変更」を選びます 変換規則という入力欄に %aを入力した後ろに、入力したいどの表情音かわかる文字(できるだけ漢字一文字がいいです)を入力して「全wavに対して実行」で実行 ちゃんと末尾に文字が入力されたら、音の波形が出ている方のウィンドウのファイルというタブから「上書き保存」で書き換えた内容をoto.iniに保存します setParamを終了したら表情音のファイルを統合先のファイルへ入れます 表情音のファイルはエイリアスに設定した文字を記述しておくとわかりやすいです 多音階同士を統合する際、presampを導入している場合はファイルをそのまま統合していいのですが
(ちゃんと個人利用の範囲内で手を加えてもいい音源でやってね)
(多音階音源の場合はその奥のフォルダ(音階ごとのフォルダ)の中に各自存在しているoto.iniを選択)
導入していない場合は音階ごとのフォルダの方にエイリアスに設定した文字を記述してから、音階ごとのフォルダの方を統合したい方のフォルダに入れてください
UTAUで歌わせてみよう
これで準備が整いました!ようやくです!
UTAUで歌わせたい曲を決めよう
今回はニコ動などでボカロやUTAUなどで発表された曲のカバー作ることを前提に進めていきたいと思います
曲を決めたらUSTの配布があるか探そう
カバーしたい曲を決めたら、もうその曲で他の誰かがUTAUでカバーしていて、UTAU歌唱用ファイルであるUST(UTAUSequenceText)の配布をしているかを検索して探してあったらダウンロードしよう USTがなかったらVOCALOID歌唱用ファイルのVSQ(VOCALOID2Sequence)でもUTAUでファイルタブのインポートからVSQに指定すれば読み込めるのでそれでもいいです VOCALOID3のVSQxはこちらのプラグインから読み込めるみたいです V4のVSQxは一度V3のVSQxに変換してから読み込むといいかと ボカロ用でもなかったらダメもとでCeVIO用ファイルのCCS(CeVIOCreativeStudio)も探そう CCSはこちらのツールでUSTに変換できるみたいです(VSQも可) どの形式の歌唱用ファイルもなかったら弾いてみた演奏してみた打ち込んでみたで配布されている主旋律の入ったMIDIファイルが配布されてないか探してみよう それでもなかったら作ろう 見つけれた人はとばす
UTAUでvsqxファイルを読み込むプラグイン:Ttyのブロマガ - ブロマガ
V4vsq2V3vsq ver0.1.0.0 - BowlRoll
紅月やなぎ | UtaFormatix 1.51
MIDIを自作してUTAUに読み込む場合
まずカバーしたい曲のテンポ(BPM)を検索して調べます 検索しても出てこなかった場合は手持ちの原曲のデータをWaveToneで読み込んでテンポを計測しよう え、そもそも原曲はどこから仕入れるか? WaveToneのファイルタブから開くを選び、解析したい曲のファイルを選択して解析しよう 解析出来たら解析タブの「テンポ解析」を開くと解析されたテンポが表示される 解析データは音階も解析されているので、ボーカルパートだけの音源がある場合はこれで解析した音階をWaveToneのMIDIエディターか解析結果を見ながら他のDominoなどのMIDIエディターでテンポの設定を入力したあと音階を入力していく そういうのがなかったらボーカル抽出ソフトみたいなのを使うか、感覚で耳コピする 音階を全て入力出来たら、まず入力したトラックを選択して主旋律などわかりやすい名前を付けよう WaveToneの場合、4/4や120bpmとかが書いてある段のツールバーのマス目みたいなところをクリックするか表示タブの「MIDIトラック」でトラックを表示 Dominoの場合、トラックタブの「トラックのプロパティ」からトラック名を編集 主旋律のトラックに名前を付けた後は
Ackie Sound ダウンロード
ボカロ曲の場合、製作者が配布、公開している場合がある(主にオケ)ので、原曲の投稿動画の投稿者コメントを確認しよう
自分は原曲聞きながらDominoで感覚で耳コピしてます
赤くなっているトラックを右クリックして「トラックの設定」のトラック名を編集
又は表示タブの「トラックセレクトペイン」でトラックを表示して、青くなってるトラックを右クリックして「トラックのプロパティ」からトラック名を編集
WaveToneの場合、ファイルタブの「ノートをMIDIファイルに出力」で保存
Dominoの場合はファイルタブの「SMF書き出し」で保存
UTAUにデータを読み込もう
UTAUで編集するにおいてここから先覚えておいた方がいいショートカットキー
- Ctrl+A
全部を選択します - Ctrl+Z
元に戻す、画面にundoボタンがないので - Ctrl+Shift+Z
やり直す、画面にredoボタンがないので - 音符(ノート)の長さを変更する際にShiftを押しながらドラック
休符を作らずに後ろと連動させて音符の長さを調節できます - 音符(ノート)の長さを変更する際にをCtrlを押しながらドラック
後ろの音符と長さが合体します - 音符(ノート)の長さを変更する際にをCtrl+Shiftを押しながらドラック
音符の長さを分割できます
他にもいろいろあります
他のショートカットも使ってみたいという人は互助会wikiのこちらのページを参考に
豆知識 - UTAU ユーザー互助会@ ウィキ - アットウィキ
プラグイン単体をショートカットにセットしたい場合はこちらで設定してください
これからUTAUにデータを読み込んでいきます
presampも入れた方はpresampを解説しているサイトの説明も見つつ頑張ってください
以下の説明はpresampを導入していない場合です
その前に
UTAUを起動してツールタブの「オプション」から「中間ファイルをキャッシュする」にチェックを入れて「終了時にキャッシュを削除」に設定してください
じゃないと使う度にゴミがたまります
USTの場合
USTをダブルクリックしたら直接UTAUが開きます とりあえず表示タブの「曲線を表示」にチェックを入れて、左下にある「P」と「~」のボタンもONにしてください 試しに範囲選択ツール(矢印のアイコン)にして1フレーズ選択して再生ボタンを押してみてください 最初からそのまま歌わせても問題ないやつだったら『表情音を選択しよう』まで飛びます 歌詞が単独音で入力されていてそれを連続音で歌わせる場合、CtrlキーとAキーを同時に押して全選択(Ctrl+A)してから 連続音から単独音エイリアスにする場合は「連続音一括設定」の歌詞を置き換えるを単独音にしてその下にある2つの単独音の項目のチェックを外してからOKしてください CVVC音源の場合は同じような手順でプラグイン「autoCVVC」を起動して最適化が選択された状態でOKしてください 女声音源なのに男声になってたり声がなんか変だな?と思ったらgフラグと呼ばれる設定で声年齢を操作している場合があります
プロジェクトの設定が表示されたら使いたい音源、使いたいエンジン(ツール2)を指定します
(結合機wavtool4vcを使いたいときはツール1に指定してください)
エンジン何使えばいいかわかんないときはデフォルトでいいです
プロジェクトの設定はプロジェクトタブの「プロジェクトのプロパティ」からでも設定できます
赤い線が見えたらピッチ曲線、青い文字が見えたらその音符に設定されているフラグやモジュレーションなどの設定です
コマンドプロンプトの黒い画面が出ますがこれがUTAUの歌声生成中の画面なのでびっくりして閉じないでください
ツールタブのプラグイン、又はキーボードの「N」から「連続音一括設定」を起動
そのままOKすると連続音のエイリアスに変換されます
上手くいかないときはデフォルトをクリックしてからOKしてください
その時はCtrl+Aしてプラグインから「拡張すっぴんプラグイン」で
他の項目のラジオボタンは「変更しない」にして「Flags」の項目だけ「クリアする」にしてOKしてください
gフラグ以外のフラグも消えてしましますが…
MIDIの場合
UTAUを開いてファイルタブのインポートから「SMF形式ファイル(*.smf,*.mid)」を指定してMIDIを保存している場所まで開いてMIDIを選択して開きます プロジェクトタブの「プロジェクトのプロパティ」から使いたい音源と使いたいエンジン(ツール2)を選択します トラックを選択と出てくるので主旋律の打ち込んであるトラックを選択します 連続音、CVVCを使いたい人は右上の「Mode2」がへっこんでる状態で そのまま歌わせるとケロケロするのでCtrlキーとAキーを同時に押して全選択(Ctrl+A)ツールタブのプラグインから「すっぴんプラグイン」で全情報をデリートします MIDIに休符以外の謎の小さな隙間が空いている場合があるので、そういう場合は全選択したまんまにして編集タブの「休符の除去」を使って埋めます 歌詞の入力は「Lyric」の入力スペースにひらがなで入力します 歌詞がずれたりするのを防ぐために1フレーズだけメロディを選択してから「Lyric」に打ち込んだ歌詞をその横のアイコン「歌詞を置換」を押して歌詞を流し込みます 歌詞の打ち込み作業中は単独音音源、又は単独音エイリアスに対応している音源を使用してちまちま再生しながら確認して打ち込んでいくのがおすすめです 全部入力できたら連続音音源、CVVC音源を使いたい人はCtrl+Aで選択して ここまで出来たらいったん今の状況を保存しよう
(結合機wavtool4vcを使いたいときはツール1に指定してください)
指定する数字はそのままでいいです
伸ばし棒には対応していないので前のひらがなの母音で代用、小さい「っ」は入力しないようにしてください
「っ」の部分が音符になっている場合は休符の「R」に置換します
プラグインから「連続音一括設定」、「autoCVVC」を実行してOKしましょう
単独音の人はそのままでいいです
ファイルタブから「名前を付けて保存」でUSTファイルが保存できます
UTAUの調声をしてみよう
ようやく本題(っていってもそんなにない)に入りました 長い
実は「連続音一括設定」のプラグインを使った人はこの時点である程度調声されてます!良心的!
今回はフラグとかは設定しません
表情音を選択しよう
1フレーズだけ出だしを範囲選択して再生してみよう
出だしが明るい曲、激しい曲なら最初から通常音源の力強い声でもいいが、落ち着いた曲だと「「なんか違う!!」」ってなってしまう
声色は適材適所、表情音源がある場合はそっちを使ってみるとよい
なのでここで「プレフィックス・サフィックス選択プラグイン」を使います
あんまり長いとダレるので1フレーズずつやっていきます
変えたい範囲の範囲選択したらプラグインから「プレフィックス・サフィックス選択プラグイン」を起動 「プレフィックス1」が多音階(ってなってるけど表示されてない、単独音時の表情音?) 使いたい声色を選択していきます 出だしが落ち着いていてサビが力強い曲のサビが近いときは弱い声と強い声を混ぜながらやると人間のそれっぽくなってとてもよい 単語の頭の文字は強く、弱く発音しがちな「い、う、お、さ行、た行、は行」をウィスパー囁き系の弱音源にするとめっちゃそれっぽくなるやばい サビに近くなるにつれて強くしていく カバー元(サビ前フレーズ) 春歌ナナ連続音 おしゃまさん音源のみ 春歌ナナ連続音 通常音源、おしゃまさん音源統合 再生できない場合 おわかりいただけただろうか 別にサビ前じゃなくてもちょっとしたアクセントで違う声色を入れると感じが良くなるのでぜひやってくださいお願いします USTをダウンロードして開いた時点でピッチなどがあった場合はとばす
「プレフィックス2」が連続音の音素の違いなど、「サフィックス」が表情音(と多音階)なので
「プレフィックス1」、「プレフィックス2」はチェックを外して「サフィックス」だけ表示させればOK
「原音を再生する」にチェックを入れるとどんな声か確認しながらできるのでおすすめ
いちいちクリックしながらはめんどくさいので線を引くようにドラッグしながらやるのがいいです
kyoujyaku1.mp3
kyoujyaku2.mp3
「おま☆かせ」を使って自動調声しよう
表情音の配置がすべて完了したら、誰でも簡単にUTAUをある程度綺麗に歌わせることができる神の標準機能「おま☆かせ」を使って自動調声します
これをやれば音のつながり方やビブラートなどを自動設定してくれます
範囲選択したらツールタブの組み込みツールのとこにある「おま☆かせ」を選択します なんかいろいろ出てきますが曲調によって決めましょう わかんなかったら「声をふるわせるよ!」のふかさを「あさい」にして他全部中くらいかふつうでいいです これを「全部」にかけた後、必要に応じて設定を変更してもっとかけたいとこに選択して調節して「選択部分だけ」にかけていきます 「あいうえお」をまえの音につなげるよ!は単独音用の設定(母音結合)なので連続音、CVVCでやってる人は関係ないのでチェック外してもいいです(チェックしてても無視されるかなにかなのでチェックつけたままでもいいです) おとのたかさをなめらかにつなぐよ!は基本カーブの真ん中にしておいてください 声をふるわせるよ!は長くない場所、落ち着かせたい場所ではふかさは「あさい」方がいいです モジュレーションは声を不安定にする機能です 原音の発声が安定している音源とかに10ぐらい使うとくそ人間ぽくなる 個別にここの出だしの音がなんか機械っぽいなーってなった時はその音符を選択して右クリックして「プロパティ」でモジュレーションに1、2ぐらいの数字をかませると何故か滑らかになる 納得できるとこまでおま☆かせしたら、この辺でプロジェクトファイルをUST保存しておきましょう
ショートカットで起動したいときはキーボードの「O」を押したら呼び出すことができます
まっすぐはたぶんケロケロさせる用
かわりかたの「ゆっくり」が長い音符の多い緩い歌、「はやい」がめちゃくちゃ早口な歌向けと使うとこをわけておきましょう
歌の大きな盛り上がりで声量上げて伸ばすとこの語尾ではよりふかくおそい方がいいです
入れなくても大丈夫
今までの頑張りなので
歌わせた歌を音声ファイルにしよう
わーい!!プロジェクトタブの「wavファイルを生成」で保存したい任意の場所を開いてから名前を付けて実行するだけ!!
黒いコマンドプロンプトが生成してくれるよ!!簡単!ありがとう!!ありがとう!!
生成したwavファイルをオケと合わそう
ここから先は簡易的なMixですちゃんとしたクオリティのがいい方は『歌ってみた Mix』などで検索してください
Yahoo!、Google
カラオケ音源とUTAUで生成したwavファイルを合わせるため Audacity プロジェクト日本語トップページ - OSDN Windowsなら「audacity-win-(バージョン名).exe」となっているものをダウンロードしてインストールしましょう ついでにVSTエフェクトも入れておいてみましょう VSTエフェクト追加の仕方はこちらのサイトが詳しいです、こちらを見てやってください ClassicEffects以外のVSTエフェクトは『VSTエフェクト おすすめ』で検索してみてください サイトで紹介しているClassicEffectsしか今回は使いません デスクトップにあるAudacityのアイコンから起動なければスタートメニューから探して起動してください そうしたらまずはUTAUで生成したwavファイルをファイルエクスプローラーからAudacityにドラック&ドロップしてください 次に用意したカラオケ音源をこれも同じようにドラック&ドロップしてください 再生してみてタイミングがずれていたりしたらUTAUで生成したwavファイルの方を 拡大🔍を使うと細かく調整できると思います ちゃんとしたタイミングになったらUTAUで生成したwavファイルの方のトラックの そしてエフェクトタブからイコライゼーションを選んでラジオボタン「カーブの曲線」、曲線を選択で「100Hz Rumble」でOK エフェクトタブからリバーブを選びます、軽めにかけたいのでプリセットから「ボーカルⅠ」でOK また正規化してエフェクトタブから導入したVSTエフェクト、「KjaerhusClassic:ClassicCompressor」のプリセットから「Vocal」を選んでOK さらにエフェクトタブから「KjaerhusClassic:ClassicReverb」から「VocalAmbient」を選んでOKしたらだいたい完成だと思います 後は必要に応じてすきなエフェクトをかけてください 音声ファイルの保存はファイルタブの「書き出し」から好きな形式で保存してください
Audacityをインストールしようと思います
Yahoo!、Google
「切り取り」✂、「コピー」、「貼り付け」📋を駆使してタイミング調整しましょう
左のミュートとかソロとか書いてあるとこのなにもないとこをクリックしたら
そのトラックの全範囲選択ができるので、エフェクトタブから正規化を選んで初期設定のまんまでいいのでOKします
よく使うのはwav、mp3、ogg、flacあたりかな?と思います
迷ったらwavで ファイルサイズでかいけど
以上で終了です ここまでお疲れ様でした
後はMQubeやSoundCloudなどの音声ファイル投稿サイトなどで投稿したりなんてしてみたり
動画にしてTwitterなどに投稿したり
ちゃんとした動画にしてニコニコ動画、YouTubeに投稿してみたりしてみてください
動画編集ソフトはAviUtlがおすすめです
導入方法はこちらのサイトなどが詳しいです
Windowsムービーメーカーはサポート切れでお亡くなりになったのじゃ…